非豪華特典風乗っ取られ系後書き




巽「さぁ、ついに完結を迎えました『ガラスの向こうに望む月』! いかがでしたでしょーか!」
飛「も、ものすごい時間をかけた割には微妙な展開でした! 私は結局失恋しちゃったままですし(泣)」
巽「ぼ、僕は悪くないよ! 悪いのは全部へなちょこな作者なわけで、僕はそれに従っただけなんだから!」
月「……作者からの言葉。『ホントは、エンディングはハッピーエンドじゃなかったんですよ。当初の予定では。カズキィィィィ!的な感じになるはずだったんですけど、最終章になって巽くんが私の手を離れて突っ走り始めちゃったんですね。幸せになる方向に』」
巽「……あーそうだよ。僕が全部悪いんだぁぁぁぁぁ!」
飛「ああ、柳君が壊れちゃったよぅ……」
月「大丈夫。これ、本編とはキャラが違う。だから、多分偽者」
飛「ほ、ほんと?」
巽「んなわけあるかぁぁぁぁぁ!」
月「……うるさいと、斬る(瞬速で巽の首に指を突きつける)」
巽「ハ、ハイ。モウシワケアリマセンデシタ」
月「分かればいい」
飛「あわわ、柳君が月愛ちゃんの尻に敷かれてる……」
眞「ううむ、まさに実録鬼嫁日――ぎゃぁぁぁぁ!」
月「どうしたの、八坂。胸からいきなり血を噴出したりして」
眞「くっ……登場一言目でいきなり死んでたまるか! 折角本編でも生き残ったてのによ!」
巽「そういえば、ホントの初期案では死んでるんだよな。眞吾」
月「そう。なら、ここで死んでも問題ない」
眞「ちょっ、巽テメェ余計なこと言うんじゃぁぁぁぁぁぁ……」
月「……悪霊退散」
シ「さすがクールビューティ霧橋ツキメ。あっさり殺ってくれたね♪」
巽「いつのまに変わったんだよ……」
シ「さっきだよ。あの娘の中で寝てばっかりってのもつまらないし、なんかあたしに関する重大発表があるらしいから」
巽「あ、そうそう。えー、一応は完結いたしましたこの物語。しかしまだ終わってはいないのです! あくまで作者の脳内ですが、この話をノベルゲーム化しようとかいう案があるとかないとか」
シ「そのときに、もう一つのアナザールート。所謂『飛鳥・シルフィルート』を作っちゃおうって魂胆なのだ!」
月「それはだめ。あくまでヒロインは私なんだから」
シ「終わった話の女は黙ってなさい。ということで新番組、『変身魔法少女シルフィ』をヨロシクゥ!」
巽「それ違う。激しく違う」
月「ヒロインは私だから。たーくんが好きになるのは私だけなんだから……」
巽「き、霧橋さん? ちょ、こんなところでそんなことは……!」
シ「ちょっとツキメ、やめなさい!」
飛「だ、ダメ! 月愛ちゃん、それはだめぇぇぇ!」
月「ヒロインは私。十年前からそれは決まっていたのだから」
巽「そこの瞬間変身に突っ込もうよ……あ、ちょ、そこは……」
縁「そこまでにしようか、霧橋月愛。これ以上は放送できなくなるよ。というか、作者が書けないらしい」
巽「な、ナイスタイミングです、縁起さん!」
月「……どういうこと?」
縁「作者が書けないということは、その可能性すら始めから用意されていないということさ。つまり、君がいくら頑張ろうとそのような指定付の展開には入らない。これは、君たちが生まれる以前から決まっていたことなのだよ」
月「それを言ったら、貴方は生まれた瞬間から負け犬決定でしょう」
縁「ぐわばっ!(吐血しつつムーンサルトっぽく吹っ飛ぶ)」
巽「うわ、きっつー……」
飛「まぁ、お兄ちゃんって所謂ニートだし……」
巽「ああ、なんか作者も言ってたなぁ。なんだかんだ言ってるけど、学生でもないし働いてるわけでもないから結局ニートになるんだよなぁ、って」
縁「オンドゥルルラギッタンディスカー!(鼻血を噴きながらイナバウアー後五回転ジャンプ、しかし着地失敗)」
シ「おまけに能力は某無限の剣製の劣化コピー。ああ、タツミも某雪代弟の模倣だしねー」
縁・巽「グレイテストヒーロォォォォ!(臓物をブチ撒けながら吹っ飛びライトポール直撃、しかし球審ボブの判定は二塁打)」
巽「し、仕方ないじゃないか。どっちも決定後に知ったんだから……」
月「人はそれを言い訳と言う」
シ「みっともないね。気付いたなら書き換えるくらいの気合でいかないと」
巽「ごめんなさい……。どうでもいいけど、『縁』ってどうしても『緑』に見えるよね。モニター上だと」
月「作者、某妹の名前をそっちにしなくて良かったってムダに安心してるみたい。馬鹿」
シ「で、そろそろ書くネタも尽きたって。ホントどうしようもない奴だよね」
巽「それじゃ、ここで一旦お別れです。また機会があったらお会いしましょう!」
月「……巽、やっぱり絶対キャラ違う」

END?








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